国産あんずで作った杏仁豆腐!?
杏仁豆腐の主原料である「杏仁霜」は中国や台湾からの輸入品がほぼ全てですが、長野県千曲市の森食品工業(株)と県工技センター食品技術部門の共同研究により、原料となる杏の種に含まれるシアン化合物を安全な水準まで低減する手法が確立されました。
そして2024年には、法律上の問題が解決され、国内産杏仁霜の利用への道が開けました。
この取り組みは食品残渣の活用にも寄与し、SDGsの理念にも合致しています。また、森食品工業株式会社は本年度から県工技センターのイノベーションルームの使用者にも選定されました。
国産の杏仁霜から作った杏仁豆腐が食べられる日もそう遠くはなさそうです。